マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
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1ヶ月
エディンバラに来て約1ヶ月がたちました。

来る前に何度も聞かされたのは,スコットランドは(特に冬は)気候が最悪だということです。確かに,光に満ち溢れた土地でないことは間違いありません。日が沈むのは早いですし,風がふくので寒いです。でも,来る前に最悪だとさんざん聞かされたせいか,実際に来てみると想像していたほどひどくはありません。(もっとも,私が来る前,12月ごろは最悪だったと聞きましたが。)それと,ここスコットランドにしてもその前にいた韓国にしてもいいところは,部屋の中があたたかいという点です。実はいちばん寒くてたいへんなのは,東京の実家なのではないかと思ったりします。

あと,食事のおいしい韓国から来ると,イギリスは食事がまずいでしょうとよく言われます。が…実際のところそういうことは特に気になりません。なにしろ毎日自炊なので…。象印の炊飯器とカリフォルニア米を手に入れて以降は,今までとあまり変わらない食生活をしています。問題があるとすれば,外食しようと思うととても高いということでしょうか。韓国だと,大学の周辺にある学生がよく行く食堂はとても安くて,下手したら自炊するよりも安上がりだったりしますので。

なお,上の「食事のおいしい韓国」というのには同意しかねる部分があります。これは,旅行でしか韓国に行ったことのない人にはわからないことかもしれません。確かに,韓国料理はおいしいと思います。人によって好みが分かれるかもしれませんが,少なくとも私は好きです。ただ,韓国における食事の問題点は,韓国料理以外のものを食べる機会があまりなく,たとえ食べられたとしてもあまりおいしくないということです。その点で言うと,こちらの方が(お金さえ出せば)選択肢は多そうです。

パンも韓国よりイギリスの方がはるかにおいしいです。というか,これが普通なのでしょう。韓国のパンはどこで買ってもイマイチでした。見た目はおいしそうに見えるのですが,買ってみていつもガッカリさせられます。…なんて,普段あまりたいしたものを食べていないので,批評できるものがパンぐらいしかないわけですが。

ともかく,ここまでのところ,特にトラブルもなく無事に過ごしています。はじめてのヨーロッパ,はじめての英語圏での生活ということで,来る前はけっこう不安でいっぱいでしたが,こうして実際に1ヶ月過ごしてみると,案外どうってことないですね。基本的には自分の研究室にこもって,これまでの研究のつづきをやっているだけなので,ここが日本から遠く遠く離れた異国であることを忘れそうになります。
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テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

F0屈曲点を見つける:その2
以前の記事で,F0屈曲点を見つけるのにMOMELアルゴリズムが使えそうだと書きました。でも,今実際に自分の研究で屈曲点の分析を使ってみると,どうもうまくいきません。傾きの正負が逆転するような屈曲点には使えそうなのですが,正負が変わらないようなタイプの屈曲点は取り出してくれないようなのです。それでは今回の分析には使えないわけで…。

仕方がないので,別の方法を試してみました。以下のページのもの。
二本の直線による折れ線回帰(青木繁伸氏)
これも以前に五十嵐さん(学振・国研)に教えてもらったものです。

数学的にさほど難しいことをしているわけではありませんが(といってもまだ正確に理解しているわけではないのですが),私の今回の目的には合っているようです。今のところ,とてもうまくいっています。

そんなわけで今は,大量のデータを一度に分析できるよう,マクロを改良しているところ。ExcelのVBAに関しては,かなり断片的な知識しか持っていないので,決してスムーズにというわけではありませんが。それでもいちおう出来上がってきました。提出しようと思っているところの締め切りが迫る中,うまくいかなかったらどうしようかと思っていましたが…なんとかなりそうです。


最初の数週間

雪のKings Buildings



エディンバラに来てもうすぐ3週間になります。ほとんどいろいろな手続きだけで時間が過ぎていったという感じです。

これまでに何をしたかというと,大学の宿舎への入居,大学でいろいろな人と会う,大学への登録,銀行口座の開設,GP(ホームドクター)への登録,領事館への在留届の提出,学振(フェローシップをもらっているところ)への書類の提出,生活必需品の買い物,などなど。こうして書き出してみると,たいしたことしてないですね…。ともかく,地図を片手にあちこち歩き回りました。おかげで大学周辺の地理は少しずつわかってきました。

こういうことをしていると,昔はじめてソウルで暮らし始めたときと比べてしまいます。当時は交換留学生でした。到着するとすぐに大学の寮(外国人留学生用)に入り,何人かの日本人に出会いました。数日後には交換留学生のオリエンテーション。数名の日本人を含む大勢の交換留学生と一緒に,これからのことについて説明を受けました。そして,すぐに学生証と銀行の通帳をもらいました。そうこうするうちに,新学期が始まり,他の交換留学生たちと一緒に韓国語の授業にのぞむ。…こんな感じだったと思います。まわりには常に,自分と同じ立場にある他の交換留学生の仲間がいました。

それと比べると,今回は本当に単身知らない国に飛び込んできたといった感じです。何をするにも一人。でも,これは結構おもしろくもあります。あちこち訪問したり,人に訊いたりしながら,毎日少しずつ何かが解決していきます。国が違うにせよ,海外暮らしが初めてでないというのが,気持ちの上では大きいのかもしれません。

そういえば,もう1つとても重要なことをしました。こちらの研究会での発表。他の研究者に自分が何者であるかを知ってもらうには,研究発表をするのが一番。これは,今までいろいろなところに出入りした経験から学んだことです。一種の自己紹介のようなものだから,早い方がいいと思っています。ただ,今回はかなりプレッシャーを感じました。当然ながら英語で発表しなければならないし,学科内の小規模な会とは言え,聴衆は超一流の人たちだし。…それも何とか無事終わりました。予想通り,質疑応答で質問者の言っていることを聞き取るのに苦労し,うまくかみあった議論ができませんでしたが。これから先2年もいるわけだから,そのうちうまく出来るようになるだろう…とりあえず今はそう考えることにしています。

発表のプレッシャーから解放され,こまごまとした手続きもほぼ終わり,これからようやく自分の研究に戻れそうです。

写真はKings Buildingsというキャンパスの学内シャトルバス乗り場から撮った写真。バスがちょうど来るところです。宿舎と研究室が別のエリアにあるため,毎朝シャトルバスに乗ります。本当は研究室のすぐ近くに住みたいのだけれど…。写真を撮ったのは数日前ですが,この日は前の晩に雪が降ったようです。こちらに来てはじめての雪でした。

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