マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
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エディンバラ・ミリタリー・タトゥー
エディンバラ・フェスティバルの話のつづきです。

エディンバラ・フェスティバルの中でもとりわけ有名なのが,ミリタリー・タトゥー(Military Tattoo)。8月に毎晩お城の前で開催されるもので,基本的には軍楽隊のショーです。私も先日見てきました。




ミリタリー・タトゥー



ここはイギリスなのでイギリスの軍楽隊が出てくるのはもちろんですが,それ以外にもいろいろな国の軍楽隊が出てきました。例えばロシア。きっと冷戦時代だったら考えられなかったんでしょうね。さらに,カリブ海の国トリニダード・トバゴ。とっても南国的雰囲気の軍楽隊で,その脇でなぜかリンボー・ダンスが繰り広げられていました。(あとで知りましたが,リンボー・ダンスというのはトリニダード・トバゴが起源なんですね。)それに,たぶん軍楽隊とは関係ないと思いますが,ハイランドダンスなんかもありました。

でも,主役はやはり,スコットランド名物のバグパイプだったと思います。エディンバラに住んでいると,ふだんからよく耳にするバグパイプの音色ですが,こういう特別な雰囲気の中で聞くと,なんだかいいなあなんて思ったりするものです。

そんなわけで,かなり楽しめました。実はこのミリタリー・タトゥー,(たぶんイギリス中で)テレビ中継されていて,テレビで見ることもできるのですが,生で見るとやはり迫力が全然ちがいます。

さて,今回見て気づいたいくつかの注意点を。今年のはもう終わったと思いますが,来年ぜひ見たいという方は参考にしていただければと思います。

①チケットは早めに
チケットは数ヶ月前からインターネットで購入することができますが,すぐ売り切れてしまうようです。入手はとにかく早めに。あとは,エディンバラ市内のホテルが,チケットつきで部屋の予約をとっていたりします。当日券があるんだとかいう話もあります。当日,ダフ屋も見かけました。

ミリタリー・タトゥーのチケット購入は,こちらの公式サイトから:
The 2008 Official Edinburgh Military Tattoo Web Site
・・・今年のが終わったばかりだというのに,早くも来年の情報に変わっています。来年のミリタリー・タトゥーは2008年8月1日~23日で,チケットのオンライン購入は2007年12月3日午前10時からとのこと。

当日券に関する話は,こちらのページで見かけました。
エディンバラ大学に留学をお考えの方のためのページ > Note集 (16番)

②寒さに注意
ミリタリー・タトゥーが開かれるのは8月ですが,北国なので全然暑くなりません。しかも,夜に屋外で催されるので,かなり冷え込みます。おまけに雨が降ったり風が吹いたりしたら,寒さはそうとうなものに。ちょっと大袈裟かなと思うくらいの厚着が,夜にはちょうどいいかも。

③トイレは必ず事前に
会場に入るまでにかなり並ぶことになります。そして,そのまま会場へと押し込められ,ぎゅうぎゅう詰めの席に着くと,その後はショーが終わるまで席を立つことはほとんど不可能。トイレは,会場に入るために並び始めるよりも前に必ず行っておくべきでしょう。

あと,時間的にいって夕食を先に済ませることになると思いますが,飲み物はほどほどにした方がいいかもしれません。特にビールなんか飲みまくったりすると,始まってからトイレを我慢するのがたいへんかも。

④雨が降った場合
よほどの大雨でもない限り中止にはならないと思いますし,エディンバラは雨がよく降るところなので,雨の中で観ることになる可能性も少なくないと思います。もちろん,傘をさしながら観ることはできません。いちばんいいのはポンチョでしょう。街中至る所にあるお土産屋さんで売っています。

ちなみに,私が観に行ったときも見事に雨。観客のほとんどがポンチョを着ていて,奇妙な光景でした。



とても楽しめたミリタリー・タトゥーなのですが,一方でこんなことも思ったりしました。軍楽隊というのは,歴史的に言って(そしておそらく今日でもなお),兵隊を鼓舞するという目的を持っているわけで,いわば戦争の一部なわけです。そう考えてみると,単純にかっこいいなあなんて思ったりしていると,戦争へと国民を駆り立てる国家の思惑に流されてしまったりするのかな,などと。考えすぎかな・・・。
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フェスティバルの季節
8月のエディンバラは,フェスティバルの季節です。お城から宮殿へと続くロイヤルマイルと呼ばれる道は,観光客でいっぱいです。


エディンバラ・フェスティバル



エディンバラ・フェスティバルは世界的にけっこう有名なようです。ウィキペディアにも項目がありました。
・ウィキペディア:エディンバラ国際フェスティバル

この時期,町の中心部のあちこちで,大道芸が行われています。


DSC01145.jpg



そして有名なのが,この時期に毎晩お城の前で催される,ミリタリー・タトゥー(Military Tattoo)。軍楽隊のショーです。イギリス以外にも,いろいろな国から軍楽隊が来ています。そんなミリタリー・タトゥー,私も見てきました。これについては,次の記事に書くことにします。



ちなみに,スコットランドの観光ガイドブックにも,もちろんエディンバラのフェスティバルのことは書いてあります。

地球の歩き方 ガイドブック A04 スコットランド&湖水地方 (地球の歩き方) 地球の歩き方 ガイドブック A04 スコットランド&湖水地方 (地球の歩き方)
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↑観光ガイドブックの定番,『地球の歩き方』には,スコットランドのガイドブックもあります。というか,この版では湖水地方といっしょになったんですね。私が持っているのはこれより古い版で,そちらはスコットランドだけです。無難なガイドブックだと思います。

スコットランド―歴史と文化、自然を満喫する スコットランド―歴史と文化、自然を満喫する
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↑こちらは読み物的なガイドブック。歴史を知ると,町の見え方も変わってきます。

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ICPhS (3)
今回参加したICPhSに関する3番目の記事。これが最後です。

これだけ規模の大きい国際会議に,しかも最初から最後まで通して参加したのは初めてでした。気づいたことをいくつか。

①いろいろな知人と再会できる。
・・・これは国内の学会でも同じことですが。ただ,日本人の知人のほかに,日本人以外の知人(といっても,私の場合,韓国人しかいませんが)とも再会できるというのは,国際会議ならではかもしれません。

②けっこう知り合いが増えたりする。
・・・特に,国際会議では日本人同士かたまったりするので,日本人の知り合いがけっこう増えるものだなと思いました。海外でよく発表する人は,こうやってお互い仲良くなっていくのでしょうね。国内ではなかなかお近づきになれないような偉い先生方とも話す機会を持てたりするのは,国際会議の意外な利点だと思いました。

私の場合,日本人のほかに,韓国人ともけっこう知り合いました。こちらは,アメリカに留学している大学院生が多かったです。

③ポスター発表で質問するのはけっこう楽しいかも。
・・・私の場合,ほとんど英会話の練習のつもりで,いろいろなポスター発表のところで質問したりしてました。馬鹿みたいな質問もずいぶんしたと思いますが・・・。



そんなわけで,ポスター発表の時間に質問をしたりする以外はほとんど英語を使わず,日本人の知人と日本語でしゃべったり,韓国人の知人と韓国語でしゃべったりしてました。良いのか悪いのかよくわかりませんが。




DSC01017.jpg


↑そしてこれが最終日,Closing Ceremonyが始まる直前の様子。
次回は4年後に香港で開かれるのだそうです。

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ICPhS (2):ポスター発表のコツ?
ICPhSは月曜から金曜の5日間で,さらに私は,大会に先立って日曜日に開かれたサテライト・ワークショップにも参加しました。私の発表は,日曜日(ワークショップ)と火曜日の二つ。どちらもポスター発表でした。実質的に初めてのポスター発表だったわけですが,初めてにしてはまあまあだったと思います。口頭発表だとけっこう緊張するのですが(そうは見えないとよく言われますが),今回のポスター発表では,さほど緊張することもなく,楽しく終えられました。

見に来てくれた人は,日本人と韓国人が多かったと思います。本当はもっと,西洋人の大物とかにも見に来てほしかったと思わなくもありませんが・・・(いや,私が気がつかなかっただけで,実は見てくれていたのかもしれませんが)。でも,それにはもっと工夫が必要だったのかもしれません。私自身,ほかの人のポスターを見ながら思ったことですが,自分がとりたてて関心を持っている言語以外のポスターは,どうしても,さっと通り過ぎてしまいます。そこで一歩立ち止まって見てみようと思うのは,何か一般的な観点での示唆が得られるようなものです。

つまり,こういうことでしょう。そのポスターが扱っている特定の言語に興味がない人も引き寄せるには,
①一般的な観点からアピールできるポイントがある
②そのポイントが,ポスターを一目見ただけでわかる(あるいはタイトルを一目見ただけでわかる)

なんて,言うのは簡単ですが,実際にそういうポスターが作れるかどうか・・・。

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ICPhS (1):ザールブリュッケン
ドイツのザールブリュッケンで開かれたICPhS(国際音声科学会議)に参加してきました。


DSC00994.jpg



ザールブリュッケンはフランスとの国境に位置する小さな地方都市です。かつては製鉄業の町でしたが,今はITに力を入れているのだとか。フランスとの国境に位置するため,週末にはフランスからショッピングに来る人が多いそうです。たしかに,私が到着した土曜日はそんな感じでした。駅からのびる町いちばんの繁華街(といっても全然たいしたことない)には露店が並び,歩く人々からはフランス語もちらほら聞かれたりしました。

この町いちばんの繁華街(?)をずっとまっすぐ行くと,広場がありました。そして,下の写真の白い塔のようなもの。ICPhSのポスターにも写っていたものです。この町のシンボル?



DSC00997.jpg



意外に,英語はあまり通じませんでした。できる人はできるのですが,できない人は全くといっていいほどできないようです。でも,それがかえって面白かったかも。

実は私,昔ドイツ語をならっていました。学部生のとき,4年間。その後数年間全くやらずにいた結果,今では残っているものがほとんどないのですが,それでも(上に書いたように英語があまり通じないため)片言のドイツ語は多少は役に立ちました。それがけっこう楽しかったです。数年前の自分だったら,もっと出来たはずで,それが残念ではありましたが。

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