マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
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OCP6
来年はじめに,私のいるエディンバラで音韻論の国際会議が開催されます。

OCP6 (The Sixth Old World Conference in Phonology)
University of Edinburgh, 21/22-24 January 2009
ウェブページ

21日にワークショップがあり,22日からがメインの国際会議です。

ちなみに,OCPという国際会議の名前は,有名な音韻論用語OCP(Obligatory Contour Principle)と かけたものらしいです。

エディンバラはとても素敵な街ですので,皆様ぜひいらしてください。時期的に,天気が悪いかもしれませんが・・・。

私はというと・・・完全帰国の予定日の直後なんですよね・・・。せっかくだから帰国を遅らせようかなとも思いつつ,まだ決めかねているところです。
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ECKL
ロンドンでは,European Conference on Korean Linguisticsという国際会議に参加しました。私も発表しました。(以前の記事に書いたように,この国際会議の案内を見た当初は発表するつもりがなかったのですが,やはり出しました。別の国際会議に出していたものを取り下げて,こちらにまわしました。)

参加者の約8割は韓国人で,のこりの2割のうちの半分ぐらいも韓国語を流暢に話す人たちという,不思議な国際会議でした。発表や質疑応答はすべて英語で行われたのですが,休み時間は韓国語ばかり飛び交っていました。

発表は,統語論のものが多かったように思います。それも,チョムスキーに近い理論によるものが。パラレルセッションがあるわけでもなく,休憩室があるわけでもないので,ほとんどずっと会場にいたのですが,理解できない内容のものが多かったです。あとで統語論の人たちに聞いた話では,彼らは逆に音声学の発表が全然理解できなかったようです。まあ,そうですよね。研究の世界はものすごく細分化されていて,ちょっと分野が違うと全く別世界です。

でもまあ,こぢんまりした学会で,いろいろな人と知り合えて楽しかったです。

この夏いろいろな国際会議や研究会に参加しましたが,これですべての予定は終わり。あとはエディンバラでおとなしくしている予定です。


リーズ
一時帰国したのは,前回の記事に書いたとおりです。エディンバラに戻ってからは,また別の国際会議に参加しました。もともとロンドンに行く予定があったのですが,エディンバラとロンドンの中間あたりにあるリーズで国際会議が開かれるのを見つけ,急きょ参加。Methods in Dialectologyという国際会議です。日本からもたくさん参加していました。せっかくなので質問したりしました。考えてみたら,国際会議の場で質問したのは,これが初めてでした。

社会言語学・方言学の国際会議だったのですが,音声学の国際会議との違いがちょっと新鮮でした。何に驚いたかというと,ポスター発表。ポスター発表の時間に会場にいってみたら,貼ってあったポスターは10枚にも満たないほどのもの。そして,その会場にいる人もまばら。音声学の国際会議だと,口頭発表よりもポスター発表の方が多いのが当たり前だったりしますので。

いろいろな国際会議に参加してみて思うのですが,結構いろいろな人が日本から海外に出て発表しているんですね。私が日本にいたときは,国際会議で発表しようなんて考えたこともありませんでした。



リーズはエディバラとは違い,赤レンガの建物が多かったです。
リーズ

一時帰国
7月の下旬に日本に一時帰国して,東京音韻論研究会で発表をしました。

久し振りに日本に帰った印象はというと,とにかく暑い。それが全てでした。夏でも暑くないエディンバラにいる間は暑い夏が恋しかったのですが,帰ってみて,暑い夏はやっぱりたいへんだなと思いました。夏はエディンバラの方がいいかも。

発表の方はというと,英語で50分もしゃべったので疲れました。でも,何人かの方々から興味を持ってもらえたようで,よかったです。当日の発表は,ハンドアウトを配布せずPowerPointのみで行いましたが,そのファイル(を6スライド1ページでPDFにしたもの)をこちらにアップロードしておきました。ネイティブチェックを全く受けていないので,英語がおかしいかもしれませんが。

短い一時帰国だったので,あまり知り合いに会えなかったのが残念でした。ちょっとしか日本に滞在しなかったのは,海外学振の場合,日本に滞在した日数分もらうお金が減らされてしまうからです。エディンバラに戻ったら,返納の手紙が学振からしっかり届いていました。

LabPhon (3) ニュージーランドとマオリ語
ニュージーランドに行ってみて面白いと思ったのは,ニュージーランドの先住民族マオリ人の言語,マオリ語。ニュージーランド滞在中,あちこちで目にしました。例えば,下の写真は大学の建物。英語の大学名の下に,マオリ語でも大学名が書いてあります。

Victoria University of Wellington

下の写真は,博物館の入口の案内文。左が英語,右がマオリ語。

マオリ語

テレビでは,マオリ語のニュース番組もやっていました。開音節ばかりの言語。その発音は,今まで聞いたどの言語とも全く違う印象を受けました。開音節ばかりという点では,日本語と似ているといえるかもしれません。外国人が日本語を聞いたら,もしかしたら同じような印象を受けるのかも。

マオリ語が実際にどれだけ使われているのかは,気になるところです。ウィキペディアによれば,ニュージーランドの公用語のひとつで,小学校では必修だそうです。でも,町の標識はすべてが英語とマオリ語の2言語併記というわけではなく,マオリ語の標示が見られるのはごく一部。先のニュース番組でも,町の人々のインタビューなど,年配の人たちはマオリ語で答えていましたが,若い人たちは英語でした。私も,街中でマオリ語が聞かれるかなと注意して聞いていたのですが,マオリ人同士の会話でも,聞こえてきたのは英語でした。

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それはともかく,ウェリントンは,海あり山ありの良いところでした。天気は悪かったですが。

ウェリントン(2)
↑港からとった写真。天気は悪いです。

ウェリントンの夜景
↑同じ方角の夜景。

LabPhon (2) 会議の雰囲気
前回に引き続いて,LabPhonの話。

昨年参加したICPhSと比べたら,かなり小規模で,特定の関心を持った人の集まりといった感じでした。小規模だったのは,開催地がニュージーランドで,世界のどこからも離れたところだったせいもあるでしょうが。

参加者は英語圏の人が多かったように思います。質疑応答などでは,アメリカ人が目立っていたような気が。日本人や韓国人の参加者はかなり少なかったです。私の把握している限りでは,日本人は4人,韓国人は2人。

会議中に,exemplar-based modelがよく話題になっていました。もはや常識といった感じ。一方でOTの話は全くといってよいほど出てきませんでした。これはLabPhonという国際会議の特徴でしょう。

LabPhon (1) 地球の裏側へ
6月30日から7月2日まで,LabPhonという国際会議に参加しました。開催地はニュージーランドのウェリントン。私はスコットランドから行ったので,とにかく遠かったです。エディンバラを金曜日の夕方に発ち,ロンドン(ヒースロー),バンコク,シドニーと乗り継いで,ウェリントンに着いたのが日曜日の午後。まあ,地球儀でみるとちょうどスコットランドの裏側のところなので,遠いのもそのはず。時差もありますし。

ウェリントン

↑朝のウェリントン。奥にそびえるのが,国際会議の会場となったVictoria University of Wellington。

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