マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
201707<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201709
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Chung (2007)
Chung, Young Hee (2007) The Tone Bearing Unit in North Kyungsang Korean. 언어학 (En.ehak) 15 (2), 59-75. 대한언어학회 (The Linguistic Association of Korea).

別のことを調べていてたまたま見つけた論文です。要旨しか読んでいませんが・・・。

慶尚北道方言のTBU(Tone Bearing Unit)は [+syllabic] の素性を持つモーラだというのが主な主張。つまり,長母音は2つのTBUからなるが,音節末子音は独立したTBUにならないということです。その主要な根拠は,
・contour toneは長母音にしか現れない(したがって,長母音が2モーラからなり,それぞれのモーラが異なるtoneを持っていると解釈できる)
・音節末子音ではcontour toneは現れない
の2点。

ちなみに,ICPhSで窪薗先生が発表していたものも,慶尚道(こちらは南北両方)のTBUはモーラだという内容だったと思います。ただしこちらは,語末の下降調をlexicalなもの(つまり,日本でよく使われる用語で言うところの「アクセント」)とみなすことと関わっていたはずです。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。