マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
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大韓○○学会と韓国○○学会
一つ前の記事を書いていた気になったのですが,ここで紹介した論文は,「大韓言語学会」の学会誌に出ているものです。そして,この学会の英語名はThe Linguistic Association of Koreaです。

どこが気になったのかというと,学会名が「大韓○○学会」だという点と,英語名が ... Association of ... だという点です。韓国のアカデミズム事情を考えると,「大韓○○学会」という学会があると,もう一つ「韓国○○学会」があることが推測されます。さらに,... Association of ... があれば,もう一つ ... Society of ... があることが推測されます。

それで,調べてみました。

予想通り,「韓国言語学会」(英語名:The Linguistic Society of Korea)が別にありました。

なぜ似たような名前の学会があるのか。いろいろな理由が考えられます。一つは,小規模な研究会からの格上げ。韓国では,日本以上に学者が業績を求められます。小規模な研究会の出している学術誌では良い評価が得られないので,そういった小規模な研究会が,ちょっと規模を拡大して,あるいは規模はそのまま名前だけ替えて,全国規模の学会へ「格上げ」することがよくあるのです。(そんな話を,以前に韓国の日本語学の先生から聞いたことがあります。日本語学の学会も,韓国ではかなり乱立しています。)

もう一つは,何らかの対立が背景にあるもの。既存の学会の路線に不満のある人たちが,新たな学会を立ち上げたりします。これが学問の内容に関わる対立ならいいのですが,たいていの場合,つまらない学閥争いだったりします。

上の2点,もちろん関係があります。対立するから小さく固まることになるし,小さいままでは評価されないから大きく見せかけたりするわけです。まあ,そんなことがあって,韓国ではどの分野でも学会が乱立していたりします。まあ,韓国に限ったことではないかもしれませんが。

さて,上の二つの学会。どっちが「本家」かとか,規模が大きいのかとか,私は知りません。

音声学の世界でも,「大韓音声学会」と「韓国音声科学会」があります。この二つは,私の理解している限り,確かに路線にちょっと違いがあります。つまらない点で・・・だと,少なくとも私には見えます。

なんだか,くだらないことをやっているなと,はたから見て思います。日本の学者も結構くだらないことをやっているので,他国のことばかりは言えないのでしょうが。

テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

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