マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
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SOASの韓国学セミナー
ロンドンのSOAS(School of Oriental and African Studies)に行ってきました。SOASというのは,ロンドン大学の中のカレッジの一つです。文字通り,東洋とアフリカの地域研究を主としたところで,日本学や韓国学の学科もあります。言語学科もあって,そこにはかつてJ. R. Firthがいたりしました。私が今回行ってきたのは,SOASの韓国学研究センター。セミナーに講演者として呼ばれたためです。

呼ばれたのは,言語学とは全く関係ない縁によるものでした。以前韓国に交換留学していたときの友人がSOASの韓国学科出身で,その友人がすすめてくれたのです。こちらとしても,イギリスのコリアニストと知り合いになりたかったので,半ば自分から押しかけていくような形で,講演者になったというわけです。(こういう機会って,どういうところから生まれるかわからないものだなと,つくづく思います。その友人は韓国学科出身とは言え専門としていたのは言語学ではなく経済ですし,知り合ったときはただの交換留学生仲間だったわけですから。)

聴きにくる人の大半は音声学・音韻論のことをよく知らないだろう(というか,言語学が専門でない人もかなりいるだろう)ということで,広く浅く話そうと準備しました。テーマは韓国語ソウル方言と慶尚道方言の韻律について。いくつか気をつけたのは,用いる術語を必要最小限にとどめること,最初にそれらの術語をちゃんと説明すること,理論的な話はあまりせず用例を中心に話すこと,など。

結果は,まあまあうまくいったと思います。質疑応答のときに,言語学が専門でない人からも結構質問が出たところを見るに,関心を持ってくれたようです。その一方で,意外に,専門的な質問も出ました。韓国語学をやっている人もいたし,(韓国語ではないけれど)韻律を研究している言語学の人も来ていたようです。質疑応答ではけっこう専門的な議論もありました。

ただ,いつものことですが,質問がよく聞き取れないことがあるのが,つらいところです。質疑応答が盛り上がるのはうれしいのですが,盛り上がれば盛り上がるほど,ついていくのが辛くなってきます。全て終わった後で,「ああ,あの人はこういう意味で質問していたのか・・・だったら,こう答えておくべきだった」と思ったり。やはり英語をもっと勉強しないと・・・。

まあ,何はともあれ,無事に終わって何よりです。何よりうれしかったのは,終わったあとで,言語学が専門じゃない人が話しに来てくれて,「言語学の話と聞いて全然わからないんじゃないかと不安だったけど,結構わかりやすかった」と言ってくれたことでした。

テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

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