マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
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BeckmanによるGussenhoven(2004)の書評
BeckmanによるGussenhoven(2004)の書評が,Languageの最新号(Vol. 84, No. 3, pp. 641-643, 2008)に出ていました。書評の対象となっている本は以下のもの。

The Phonology of Tone and Intonation (Research Surveys in Linguistics)The Phonology of Tone and Intonation (Research Surveys in Linguistics)
(2004/09/30)
Carlos Gussenhoven

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内容の大まかな紹介と,細かい問題点の指摘などがなされています。Ladd (1996) との比較もなされています。

いちばん示唆に富むと思えたのは,最後の段落。音韻論と音声学との区別,およびそこにおける離散性と連続性の問題がふれられています。Gussenhovenは音韻論―離散的,音声学―連続的だと考えているようだけれど,そんなに単純ではないという話。

正直いって,私にはGussenhovenの立場は理解できるけれど,Beckmanの立場はよくわかりません。まあ,関連する文献を読みながら,じっくり考えてみる必要がありそうです。(なお,この問題,そろそろ出るはずの私の論文とも関係があります。)

書評にも書いてありますが,Gussenhovenの本と引き合いに出されるLaddの本は,もうすぐ改訂版が出ます。今回のBeckmanの書評,Gussenhovenの本の紹介であると同時に,Laddの新しい本の宣伝になっているような気がしてなりません。(ちなみに,Laddの新しい本は,Amazonで注文が出来るようになっていました。)

Intonational Phonology (Cambridge Studies in Linguistics)Intonational Phonology (Cambridge Studies in Linguistics)
(2008/10/31)
D. Robert Ladd

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