マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
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Yu (2011) Mergers and neutralization
最近読んだ論文に関する備忘録を。

読んだのは以下の論文。

Alan C. L. Yu (2011) Mergers and neutralization. The Blackwell Companion to Phonology. Blackwell.

書かれていたなかで興味をもったのは、以下の二つの話。

(1) Hyman (1976)

弁別的トーンの発生(いわゆるtonogenesis)には三つの段階がある。
Stage 1: voicingに伴う生理的なピッチの変動。
Stage 2: 上述のピッチが誇張される。
Stage 3: voicingの対立が失われる。

(2) Auditory category learningの知見(Goudbeek 2006, Clayards et al. 2008, Goudbeek et al. 2008)

聞き手はmultidimensional contrastsよりもunidimensional contrastsのほうを容易に獲得する。

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(1)の話、韓国語(ソウル方言)の場合はどうなのだろうかと考えてしまいます。Stage 2から3に移行しつつあるところでしょうか。

(2)のような心理言語学と音声変異・変化の接点になりうるような話、最近とても興味があります。

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