マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
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Google Scholar 日本語版
今日気がついたのですが、以前は英語版だけだったGoogle Scholarに日本語版ができてました。他の言語もいくつかできています。韓国語版は残念ながらまだありませんが。
Google Scholar 日本語版

Google Scholarとは、かの有名なGoogleのサービスの一つで、学術論文の検索に特化したものです。検索されるのは主として学術論文。もし検索結果の論文がネット上で利用可能であれば、その論文へリンクもしてくれます。つまり、目当ての論文にすぐにたどりつけるわけです。さらに面白いのは、「引用元」(Cited by)というもので、その論文を引用している他の論文を知ることができます。この引用元の数が、検索結果表示の際のランキングに影響しているようです。

さて、Google Scholarの日本語版では、日本語で検索でき、日本語で書かれた論文を検索結果としてちゃんと表示してくれます。前々から日本語版もあったらいいのにと思っていたので(なにしろ自分がこれまで書いた論文の大半が日本語なので)、とてもうれしいです。

そんなわけで、さっそく試してみました。とりあえず自分の名前を検索。ヒットしたのは4件。その内訳は、
・自分の論文:1
・他の人の論文(私の論文を引用している):2
・自分のハンドアウト:1(私がかつて授業で発表するために作り、せっかくなのでネット上に載せておいたものです。なぜかこれがランキングの1番目でした。)
私がこれまで発表した論文はもっともっとたくさんあるので、検索される率はまだかなり低いです。

ついでに、『言語研究』とか『音声研究』とかいった、私の専門分野において主要な学術誌も検索してみました。検索される数は少なく、どれも[citation]という表示がついています。これはつまり、その論文自体はネット上から見つからないが、その論文を引用している他の論文があるということです。

結局のところ、現在はまださほど有用なものではなさそうです。でも、まだベータ版だし、ネットの世界の変化はとても速いので、今後どうなっていくかはわかりません。いずれにしても、ヒットする論文の数はどんどん増えていくでしょう。それだけじゃなく、例えば自動翻訳のサービスなどと結びついたとき、日本語で書いた論文でも、日本語のできない人の目にとまるようになったりとか。日本語―英語の間ではまだまだ難しいかもしれませんが、日本語―韓国語の間だったら、そんなに遠い将来のことではないような気がします。

テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

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