マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
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マインドマップ
研究をしていると、情報の整理がうまくつかないことがよくあります。例えば、たくさんの論文を読み進めていくと、それぞれの論文の著者が勝手にいろいろなことを言っていて、いろいろなものを読めば読むほどに混乱していったり。あるいは、自分の考えをまとめてみようとすると、頭の中で考えがぐちゃぐちゃになり、頭を絞っても同じところをぐるぐるまわっているだけだったり。はたまた、論文を書く際、書くべきことの整理がつかず、何からどう書いてよいかわからなくなったり。私なんか、自分はなんて頭が悪いんだろうと思うことがよくあります。

ただ、こうしたことはノウハウを身につけることでかなり改善するものだと、私は信じています。そんなわけで私は、昔から知的活動のためのノウハウに興味を持ってきました。最近興味を持っているのが、ここで紹介する「マインドマップ」というものです。

マインドマップというのは、イギリス人のトニー・ブザン氏が開発した、一種のノートのまとめ方のようなものです。ノートにまとめることが重要だというのは、実際に多くの人がすでに気づいていることだと思います。冒頭に挙げたような問題も、とりあえず紙やパソコンに書き出してみるというだけで、それなりに改善します。ただ、やり方がうまくないと、その効果が十分に望めないわけです。マインドマップというのは、どうすれば効果的にノートにまとめることができるかを追究したものということができると思います。

私がマインドマップのポイントだと思っているのは、以下の4点です。
・キーワードを書き出す。(文章化せず、単語だけを書き出す。)
・階層的に。(キーワード間に階層性を持たせる。)
・中心から放射状に。(上から下に書くのではなく、中心にテーマを書き、そこからキーワードを放射状に書き出していく。)
・グラフィカルに。(絵を入れたり、カラフルにしたりする。)

マインドマップを理解するためにいちばんいいのは、次の本だと思います。

ザ・マインドマップ ザ・マインドマップ
バリー・ブザン、トニー・ブザン 他 (2005/11/03)
ダイヤモンド社

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開発者のトニー・ブザン氏によって書かれた、いわば正統なガイドブックで、単なるノウハウだけでなく、その背後にある考え方までが書かれています。ただ、マインドマップに初めてふれる人にとっては、前置きが長くてなかなか本題に入らないように感じられるかもしれません。

もっと手っ取り早くノウハウを身につけるには、例えば次のような本があります。

図解・マインドマップノート術 図解・マインドマップノート術
SSIブレインストラジーセンター (2005/04/10)
きこ書房

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とりあえずこの本でノウハウを身につけて自分で試してみた上で、より深く理解するために『ザ・マインドマップ』(最初に紹介した本)を読むという順序がいいかもしれません。(そのようなことがAmazonのレビューのどこかに書いてあったので、私自身そうしてみました。)

『ザ・マインドマップ』の本の帯に「あなたの頭が良くなる!」と書かれていたり、『ノート術』の本のタイトルの最初に「人生に奇跡を起こす」とついていたり、いかにも大げさで、人によっては抵抗をおぼえるかもしれません(私自身がそうです)。ただ、やり方自体はとても簡単なので、とりあえず試してみても悪くはないと思います。上の本を読むと、情報をまとめたり論文執筆の準備をする以外にもいろいろ使い道があることがわかります。その中から、使いやすいものをまず試し、徐々に他の用途に拡大していけばいいでしょう。

なお、『ザ・マインドマップ』の訳者解説に、韓国ではマインドマップが義務教育課程で教えられているとありますが、これはどうも本当のようです。私の知り合いの韓国人は、学校で習ったと言ってました。今まで知りませんでしたが、マインドマップってけっこう有名みたいです。

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研究をしていると、情報の整理がうまくつかないことがよくあります。例えば、たくさんの論文を読み進めていくと、それぞれの論文の著者が勝手にいろいろなことを言っていて、いろいろなものを読めば読むほどに混乱していった
2006/11/17(金) 01:02:03 | 手書きのマインドマップを極めるブログ
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