マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
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馬山で調査 (2):なぜ慶尚道方言を研究するのか?
前回の記事のつづきです。

馬山で調査したのは,この方言の韻律。いわゆるアクセントとイントネーションに関することです。単語のアクセントも調べましたが,関心の中心は文レベルの現象にあります。

実のところ,私は去年までもっぱらソウル方言の韻律を研究していました。慶尚道方言についてやるようになったのは,韓国に来てからのことです。研究対象を変えたのかと言われることがありますが,変えたわけではなく,広げたというのが正確だと思います。ソウル方言の研究もちゃんと続けています。

慶尚道方言を研究しているのも,私の場合,単に慶尚道方言のことを知りたいからというわけではありません。慶尚道方言に見られる現象を通じて,様々な方言に共通する韓国語そのものの特徴 ― 特に日本語との本質的な違い ― が見えてくるのではないかと思ったからです。そして,実際に調べ始めてみて,この見通しは間違っていなかったと思うようになりました。とはいえ,それを明らかにするために調べるべきことは山ほどあるし,論文としてまとまるのはまだだいぶ先のことになりそうです。

そんなわけで夢はふくらんでいるのですが,現実的にはもうすぐ韓国を離れなければならないというのが問題。調査のため,今後もちょくちょく韓国に来た方がいいかなと思っている今日この頃です。

馬山のことを書くつもりが,話がちょっとそれました。馬山に関する話はまだ続きます。

テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

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