マルソリ・ラボ
言語学、音声学、日本語、韓国語など。
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Silva (2006)
D. J. Silva (2006) Acoustic evidence for the emergence of tonal contrast in contemporary Korean. Phonology 23, 287-308.

要旨を読んだだけですが,おおまかな内容は把握できました。

現代韓国語(ソウル方言)において,音調の対立が生じつつあるという話。平音ではピッチが低く,激音・濃音ではピッチが高いという現象を扱っています。この現象自体は韓国語音声の研究者にとってはよく知られているものです。ただ,この論文の特徴は,幅広い世代の発音を調べることで,変化の様相を捉えた点にあると思います。つまり,世代が下がるにしたがい,平音と激音のVOTの違いが少なくなり,その反対にピッチの違いが顕著になっているということです。

私自身以前から感じていたことなので,先を越されたという気持ちがなくもありません…。日本ではソウル方言の音声を研究している人はとても少ないですが,海外では研究競争がけっこう激しくなってきているのかもしれませんね。

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